2018年10月23日から11月3日までの約2週間、和紙彫刻家として活動を始めた佐藤丈君が弊社の工房で作品製作を行いました。
佐藤丈君はおといねっぷ高校を2016年に卒業し、現在21才です。僕とは10才くらい年齢が違いますが、昨年の同高の卒業生展で知り合い、その時から交流が始まりました。
元々はパラオのストーリーボードという木彫りに興味があったそうなんですが、現地に修行に行った際に、パラオ人の師匠に自分のオリジナルの作品を作った方がいいと言われ、この和紙彫刻を始めたそうです。
製作は最初に骨組みを作って和紙を貼っては切っての繰り返しです。作り方はねぶたを参考にしているそうで、骨組みには針金を使っていました。
仕上がった作品。内側にはライトが仕込んであり、光らせると骨組みと和紙の模様が浮き上がりとても綺麗です。
まだ和紙彫刻は作り始めたばかりといことで、骨組みの作り方や和紙の貼り方についてはまだ改良の余地があるなと感じました。でもそれは伸びしろです。これからどんな風に彼の作品が成長して行くのか非常に楽しみです。丈君頑張れ!!
佐藤丈/さとうじょう
1997年 埼玉県生まれ
2013年 埼玉県立川越工業高等学校退学
2016年 北海道おといねっぷ美術工芸高等学校卒業
2017年 パラオ共和国に渡り、ストーリーボードをリン・イナボに師事する
2018年 和紙彫刻の製作を始める
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木村育子 (日曜日, 30 5月 2021 07:54)
久しぶりです。元気で、活躍されてる姿を見て、嬉しく思います。
パラオより。覚えているかなぁ^_^