2018年4月7日〜8日に広島鉋会、月例会100回記念合宿が開催されました。
講師にはなんと阿保棟梁をお迎えしました!僕が高校生の時に授業でNHKの薄削りの番組を見た時に出ていた棟梁です。レジェンドです。あの番組に出ていた棟梁を見て僕は薄削りの世界に興味を持ちました。まさかお会いできるとは!
合宿だったのですが、仕事と家庭の都合で僕は8日のみの参加でした。
初日は台打ちと、裏出しの講習をしたそうで、2日目は研ぎと実際の削りについて講習していただきました。
阿保棟梁は鉋を縦研ぎで研ぎます。この方が刃先の傷が少なくなるそうです。天然砥石についてもたくさんの質問が飛び交っていました。僕もしょーもない質問をしてしまいました…
そして実際に楢材を鉋で削って仕上げていきます。引きも軽く、止まらずスーッと削って行きます。とても滑らかです。後ろの若手の大工さんも真剣な眼差しです。
鉋と頭の距離を一定に保つことがコツだそうです。
その他にも逆目の止め方について説明してもらったり、色々な質問にもとても丁寧にわかりやすくお答えいただきました。
講習会終了後、記念撮影してもらいました!プリントアウトして家宝にします!
その後、なぜかきくらにご来店!僕の仕事に興味を持っていただき、車で1時間近くかけてわざわざみにきて下さいました!レジェンドです!感動です!
短い時間でしたが阿保棟梁ありがとうございました!そして、企画された広島鉋会の皆さん本当にお疲れ様でした!