久しぶりに会社の工場で薄削りの練習をしました。最後にやったのは21歳の時、削ろう会の全国大会でその日2番目の記録だった5ミクロンを出して審査委員特別賞を頂いて以来なので、約9年ぶりです。昨年末に湯来町に住んでいる鉋鍛治の石社さんがうちの工場に来られて、広島鉋会の例会にたまには来るようにと言っていただいたので、参加する前に少し練習することにしました。
鉋は圭三郎の青紙寸八です。お客様からお祝いに戴いた鉋で、いつも愛用しています。
砥石はテーブルを仕上げるのと同じ刃の黒幕#1000、#2000、#8000で仕上げてみました。削ろう会の時は最後に天然砥石で仕上げていたと思います。
鉋台の調整もガラスにサンドペーパーを貼ったものを使って普段通り軽く調整。
削る木は近所の材木屋さんで買った桧です。今月製材したばかりの生の木を使います。
最初は鉋の台と機械で削った木を合わせるために少し厚めに削ります。
だいぶ薄く出て来ました。マイクロメーターを持ってないので何ミクロンかまでは分かりませんが、#8000で研いだ割にはかなり綺麗な削り屑です。おそらく木が良いのだと思います。削っていると楽しくなって夜遅くなってしまったので、急いで帰宅。
また広島鉋会に参加するため、ちょくちょく練習していきます。